令和6年度「子犬のしつけ方相談会」(5月4日)

講師に村田香織先生をお迎えし、「子犬のしつけ方相談会」を開催しました。

講師の村田香織先生

最初に、それぞれしつけで困っていることと、愛犬たちの好きなところを飼い主さんにお聞きしました。

参加したわんちゃんたちは、甘噛みで困っているという相談でした。

先生から、「甘噛みは早く治した方が良い。放置すると行動パターンとして残ってしまう」とアドバイスがあり、そのためには、「犬が噛むような状況をこっちから作らないこと」「どこを触っても噛まれないように触るくせをつけるように」とのことです。

普段から「遊ぶ」ことでエネルギーを発散させることが大事で、その中で飛びつかせない、興奮してきたらお座りなどで一度落ち着かせる、もし歯があたったら「あっ!」と声を上げて、飼い主の姿を犬から見えなくする等の方法を教えていただきました。

そして、先生から子犬たちへのプレゼントもありました。

中には一緒に遊ぶロープのおもちゃ、社会化の訓練に使用するおやつ、普段のしつけに使うご褒美の3つのプレゼントが入っていました。

子犬の時にたくさんの人や犬と出会い、人間は怖くないと思わせることはとても大切で、この社会化期にきちんと社会化をしておくと、後々、大人になった後、飼い主も犬も楽しく過ごせます。

そして、家でブラッシングするときや、歯磨き、病院での診察の時に大丈夫なように、おやつを使用しながら、身体のあちこちを触る練習もしました。

手の中におやつを握って気を引きながらいろいろなところを触る練習

最後に先生から、「とにかく人の手は噛ませない。噛むのはおもちゃ」「一日2回10分くらいでいいので、おもちゃで遊び、今はご褒美を使いながら絶対に噛ませないようにして、触るようにしてください」とお話がありました。

これは、一生そうしなければならないということではなく、ちゃんと噛んではいけないと分かるまでで良いとのことです。飼い主に対しても、「今していることが犬にとって良いことか、悪いことかを考えて行うようにしてください」というアドバイスもされました。

最後まで皆さん熱心に学ばれました。

次回の「子犬のしつけ方相談会」は10月に予定しています。

是非、ご参加ください。