『ずっと一緒に幸せに
暮らしていける』
SDGs視点を持った
あたたかな神戸市

神戸市発・動物「共生」センター

– Kobe Center for Human-Animal Interaction –

こうべ動物共生センターは、動物関係の公的機関で初めて「共生」と名付けられた、保護動物の譲渡と教育・啓発を行うことを目的とした施設です。
神戸市は、平成29年4月に日本で初めて、人と猫が共生する社会の実現を目指す「神戸市人と猫との共生に関する条例」を施行しました。これは、阪神・淡路大震災の際、神戸市で行われた歴史的な動物救援事業からの長い取り組みのひとつの成果でもありました。また、当センターがある「しあわせの村」は30年以上前からノーマライゼーションに取り組み、すべての人が健康で文化的な活動に参加できるように整備されたSDGs視点を持ったソーシャルインクルージョン(社会的包摂)を目指す複合施設です。
「共生」という言葉には、「人と動物、お互いの関係を大切にし、一緒に暮らしていこう」という思いが込められています。当センターでは、その影響を科学的に解明し、人と動物の幸せな暮らしを支える関係者を繋ぎ、市民ひとりひとりに寄り添う課題解決を目指します。
愛護から共生へ…人と動物の幸せな共生を通じて、「人も動物もずっと一緒に幸せに暮らせるあたたかな神戸市」を実現していきます。

1995年1月17日午前5時46分
阪神・淡路大震災

神戸市・兵庫県・神戸市獣医師会等の民間団体による歴史的な動物救援事業が行われ
「人と動物の共生」という概念の
礎となった

阪神・淡路大震災動物救援事業について:
神戸大学附属図書館「震災文庫」