令和5年度「わんちゃん読書会」(2月4日)

2月4日(日曜)、「わんちゃん読書会」を開催し、3名の子どもさんが参加してくれました。

このプログラムには、公益社団法人 日本動物病院協会(JAHA)の「アニマルセラピー 人と動物のふれあい活動(CAPP)」に参加されているボランティアさんと、専用のトレーニングを受けた愛犬たちに協力いただいています。

今回は、うずちゃんとわなびーちゃんが飼い主さんと一緒に来てくれました。

こうべ動物共生センターでは、人と犬相互の影響について調査・研究を行っています。内容については、下記のリンクよりレポートをご覧ください。

わんちゃん読書会における研究について

令和4年度の研究報告で、人に慣れていてトレーニングを受けたわんちゃんにとって、このプログラムへの参加はストレスを感じていないという調査結果が出ていますので、今年度も引き続き同様の内容で読書会と共に調査・研究を行っています。

「わんちゃんに本を読んであげる」というシチュエーションは普段あまり無いことですので、多くの子どもたちはこの日を楽しみに参加してくれています。

家で絵本を選んで持ってきてくれた子どもはもちろんのこと、ふれあい室に来てから「わんちゃんにどの本を読んであげようかな」と、本を選ぶ時間もわくわくしながら過ごしてくれていて、自分が犬に何かをしてあげられるということが、子どもたちにとっては特別なことだと感じてくれているようです。

わんちゃんたちは、本を読む子どもさんの声をしっかりと聴いています。

わんちゃんたちも、子どもの本を読む姿を熱心に見つめて聴いてくれていました。

読み聞かせ中にわんちゃんたちが反応してくれると、子どもたちからは自然に笑みがこぼれ、すっかりお友達になれたようです。

読書後のふれあいの時間では、飼い主さんからわんちゃんの性格や日常の様子などを聞きながら、わんちゃんとの交流を深めました。

うずちゃんは、子どもたちとすぐに仲良しになりました。

姉妹でわなびーちゃんとふれあっていたお姉さんは、妹さんに「やさしく撫でてあげてね」と、わんちゃんへの接し方を教えてあげていました。

付き添いに来た保護者の方や妹さんも一緒にふれあってもらうことができましたので、家庭に帰ってからも、ご家族で今日一日のことをお話してくれているのではないかと思います。