令和4年度「いきものといっしょ」(1月7日)

1月7日(土曜)、「いきものといっしょ」に2家族で3名の子どもさんの参加がありました。


このプログラムで使用している神戸市副読本「いきものといっしょ~みぢかなどうぶつに目をむけてみよう~」は、神戸の街のイラストマップが盛り込まれており、自分の身の周りにいる動物についてイメージしやすい教材となっています。

まず、身の周りにどんな動物がいるのか、これまで出会ったことのある動物を思い出しながら記入していきます。付き添いで来られた保護者の方も子どもさん達と一緒に熱心に考えてくださいました。

ペットは街で暮らしていて、最後まで人間が世話をします。学校で飼育されている動物も、私たち人間がお世話をしています。野生動物は自然の中で暮らし、人間が世話をせず自分の力で生きています。それぞれの環境にどのような動物がいるのかを考えたところで、神戸の街のイラストマップに描かれている様々な動物たちとの関わりの場面を探します。







ハイキングをしている人が山の中でイノシシとばったり出会った場面を見て、スタッフから「人間が野生動物に食べ物をあげたらどうなると思うかな?」の問いかけには、お子さんとお父様が一緒に考えながら「イノシシにエサをあげてしまうと、おともだちだと思って保育園にきてしまうから、人間は野生動物に食べ物をあげてはいけない」と答えてくれました。

他にも、捨てられた猫の気持ちを「どうして捨てられないとダメなの?と思ってる」と想像して答えてくれたり、公園に犬を散歩に連れて行ったときには「ちゃんとウンチは持って帰らないといけないね」と、どんなことに注意すれば良いのかも一生懸命考えて答えてくれました。


このように、子どもさんだけではなく、保護者の方も意見を出し合いながら、共に学んでいただいています。そうすることで、家に帰ってからも家族の会話の中で「共生」について会話をする機会が増え、自然に「共生について考える心」が育まれていくのではないかと思います。


「いきものといっしょ」は毎週土曜日に開催しています。

是非、ご家族奮ってご参加ください。


参加希望の方は下記リンクよりお申し込みください。


いきものといっしょ