令和4年度「お散歩診断」(12月15日)

12月15日(木曜)、渡辺ひろこ先生を講師にお迎えし「お散歩診断」を開催しました。お天気が良いにも関わらず風が冷たい一日でしたが、今回は8頭のわんちゃんが参加してくれました。


お散歩診断には吠えることにお困りの飼い主さんも参加されるので、「犬同士の挨拶は無し」「歩くときに他の犬との距離に気をつけて」と先生からアドバイスをいただいてお散歩に出発です。飼い主さんの中には、始まる前に「犬同士の挨拶」をした方が良いのかしらと考える方もおられるようですが、犬によっては他の犬と仲良くするのが苦手な子もいますし、飼い主さんご自身が挨拶のしかたを勉強中の方もおられますので、犬の様子をよく見ながら、先生の判断で無理に近づかないようにする配慮をしてくださる場合もあります。








休憩タイムはゲームをします。ゲームには、「飼い主さんがわんちゃんの発するボディランゲージを理解できているか」「愛犬が飼い主さんの指示を理解しいるか」等、様々なチェックポイントが詰まっています。ゲームの間も近づきすぎないよう、犬同士の距離には注意します。







今回新たにチャレンジしたのは、「恋人を振り向かせる」ゲームです。「恋人=愛犬」という設定で、普段通り3歩歩いたら愛犬の名前を呼び、呼んだら振り向くかという内容です。「恋人を呼ぶときに怖い声では呼ばす、やさしく呼びますよね。優しく呼んであげてね」との先生の言葉を聞いて、飼い主さんが優しく名前を呼ぶとみんな飼い主さんの方を向いていました。

このゲームでは、「散歩中に他のものに気を取られて犬が興奮しているときに、優しい声で呼びかけて飼い主さんに注目させるには、「振り向かせる環境」をつくることです」と教えていただきました。




呼んだ?

先生から、「お散歩はどのくらいの時間行かれていますか?」と飼い主さんに質問がありました。

先生は参加者の皆さんの答えを聞かれた後、犬の体力・必要な運動量に対して実際に費やしている時間が犬の運動要求を満たしているのかどうか、お散歩時間の目安についてもアドバイスをいただきました。「お散歩の時間が短いと、犬が持っているエネルギーを消化しきれないので、家で吠えたり、走り回ったり、色々かじったり…とその原因につながる子が結構多いようです。大きい犬で1日2時間半、小さい犬でも若い犬なら1日2時間は行ってあげてほしいですね」

先生のアドバイスに、「全然足りていないわ…」と驚かれる飼い主さんもおられましたが、お散歩でしっかりとエネルギーを発散し、満足できるとお家でもスヤスヤ寝て、人にとって好ましくない行動や余計なことはしなくなるという説明を聞いて、納得された様子でした。

散歩もただ歩くだけでは疲れないそうで、頭と心を使って散歩をすると散歩の質が良くなるそうです。「頭を使うというのは、例えば、急に「オスワリできる?」と問いかけてみたり、かくれんぼをしてみて名前を呼んだら来るか試してみたり、今日のゲームでやったように名前を呼んだら顔を見るかというようなことです。散歩中に、犬が自分で考える要素を入れる工夫をしてみてはどうでしょう」と先生から提案がありました。

また、心を使うということについては、「飼い主さんの持っているリードは愛犬と手をつないでいるのと同じことで、犬は歩きながらもチラチラと飼い主さんの顔を見ているので、気づいたら微笑んで「寒くなったね」など声掛けしてあげて、お互い楽しい散歩にしてください」とお話ししてくださいました。







お友だち同士で参加してくれたトイプードルの皆さん


これからますます寒くなってきますが、冬の寒さに負けずに、「頭」と「心」を使って愛犬と楽しく会話をしながらお散歩を楽しんでいただけたらと思います。

お散歩診断は真冬の時季はお休みさせていただきます。春の足音が聞こえる頃に皆さまにお会いできることを楽しみにしています。

開催日の1ヶ月半前を目途に参加者募集を開始いたしますので、以下のリンクで日程をご確認の上、お申し込みください


「お散歩診断」