令和6年度「体験型ワークショップ パステルアート」(8月9日)

体験型ワークショップの一環として、初の試みである「パステル和(NAGOMI)アート」を開催しました。講師に中馬由美子先生をお迎えして、前半・後半合わせて27名の参加がありました。
今回は子どもも大人も参加自由という開催方法でしたので、兄弟や親子での参加、大人だけの参加もあり、会場はイベント名の通り和やかな時間が過ぎていきました。

「パステル和(NAGOMI)アート」は、パステルという画材の特性である穏やかで温かみのあるトーンが特徴です。それをパウダー状にして指で描くことで、独特な技法と画材の特性が融合され、透明感のある優しい雰囲気を生み出すアートです。

今回のテーマは「ねこ」です。まずは型を選びます。一つひとつ先生が手描きで作られたもので、それぞれ違った型になっています。選んだら、早速開始です。

選んだ台紙の配置を決めて、パステルを削って粉状にしてから指で描いていきます。パステルの風合いなどを自分の指で直接感じながら描くことで、視覚だけでなく、指の触感からも心地よさを感じつつ、リフレッシュできる時間を持つことができます。

表現方法について、先生はあっちこっちから質問を受けていましたが、満面の笑みで丁寧に教えてくださいました。参加された皆さんが、終始、笑顔だったのが印象的でした。

犬だそうです。自由です!笑顔のお顔が描かれました

できあがったら、最後に表面を定着させるスプレーを先生に振り掛けてもらい、素敵な枠にはめたら完成です!

親子3人で参加してくださったお母さんからは、「楽しかったです。癒されました~!」という感想をいただきました。作品作りに没頭されて、言葉はなくてもうきうきワクワクがこちらにまで伝わってきて、良い時間を過ごしていただけたのが分かりました。皆さんそれぞれに、とても素敵な作品を作られていました。

先生がパステルアートを始められたのは、お子さんの付き添いで同様の講座に参加されたことがきっかけで、今はいつの間にか講師にまでなってしまったとお話くださいました。「何がきっかけになるかわかりませんよ」と教えてくださいました。

体験型ワークショップは今年度初の試みです。他にも体験プログラムを実施していますので、ウェブサイトで開催日等をご確認していただき、是非ご参加ください。