令和6年度「張り子作り教室」(8月5日)

8月5日(月)、時折小雨が降る月曜日。

前回に引き続き、公益社団法人Knots・理事であり、多くの自治体で使用されている教育ツールの企画開発に携わっているデザイナーの小椋聡さんを講師にお迎えし、今期2回目の「張り子作り教室」を実施しました。

張り子は、セロハンテープで固定しながら新聞紙で思い思いの動物の形を作って、その上から千切った新聞紙を洗濯糊で貼ってなめらかにし、乾燥させた後に色を塗り仕上げます。

小椋先生から土台作りの説明をしていただいた後、子どもたちはそれぞれ自分で考えてきた動物たちを作り始めました。

基本となる胴体の土台の上に、耳や尻尾、くちばしなどを付けていきますが、普段よく知っていると思っている動物でも、実際に立体物として表現するとなると、なかなか難しいものです。

最初は戸惑っていた子どもさんも、作り始めると張り子作りに夢中になっていました。

午前中は形作りをしてお昼ご飯の間に乾燥させたら、午後からは色塗りです。

色を混ぜ合わせ、実際の動物の色を想像しながら、細かいところまで熱心に塗っていました。

それぞれの動物が完成する時間に保護者の皆さんにも戻ってきていただき、1人ずつ作品を発表していただきました。子どもたちには、自分が作った動物の名前や性格、どんなお世話が必要なのか、工夫したところを発表してもらいました。

保護者の中には、自分のお子さんにこんな特技があって、動物の細かい特徴まで捉えた作品ができたことに驚いておられる方もおられました。

夏休みの良い思い出が出来たことと思います。

「張り子作り教室」の他にも、様々なプログラムを予定しております。

皆様のご参加をお待ちしております。