令和5年度「わんちゃん読書会」(1月13日)

1月13日(土曜)、「わんちゃん読書会」を開催し、2名の子どもさんが参加してくれました。

今回、本を読んでもらうために来てくれたわんちゃんは、クプちゃんとボンボンちゃんです。そして、クプちゃんと同じ飼い主さんのポワンちゃん、活動訓練中のあんちゃんが飼い主さんと一緒に来てくれまました。

わんちゃんに本の読み聞かせを行うプログラムは、アメリカの図書館で始まった活動です。

子どもが犬に対して本の読み聞かせを行うことで、子どもの読書意欲を育み、読書力の向上、国語学習の意欲促進等の効果が期待できると共に。子どもの自己肯定感、動物を大切にする気持ち、他者認識といった心の成長を促すことを目的として、実施しています。

このプログラムでは、人と犬相互の影響について調査・研究を行っています。内容については、下記のリンクよりレポートをご覧ください。

わんちゃん読書会における研究について

わんちゃんたちは、本を読む子どもさんの声をしっかりと聴いています。子どもたちが絵本を読む声が、わんちゃんたちにとっても心地よいのかもしれません。

犬に本を読むというシチュエーションは普段なかなかありませんので、始まるまでは緊張気味のお子さんも、終わった後には「わんちゃんに本を読むことがとても楽しかった!」と楽しそうに感想を教えてくれました。

読み聞かせの後、わんちゃんたちとの交流の時間では、ポワンちゃん、あんちゃんも一緒にふれあってもらいました。子どもたちの付き添いに来た方たちも一緒にふれあっていただきましたが、参加してくれた皆さんが終始笑顔のままでしたので、犬たちの存在が大人も子どもも心を和ませてくれるということが分かります。

このプログラムに参加してくれている犬は、しっかりとトレーニングされたわんちゃんたちで、小さな子どもさんにも安心してふれあっていただくことができます。

このプログラムには、トレーニングを受けた、公益社団法人 日本動物病院協会(JAHA)の「アニマルセラピー 人と動物のふれあい活動(CAPP)」に参加されているボランティアさんとその愛犬に協力いただいています。

「わんちゃん読書会」に参加をご希望の方は、下記のリンクよりお申し込みください。

わんちゃん読書会