2023.06.16
第47回「きたきたまつり」出展レポート
開催日時:令和5年年5月20日(土曜)12:00~17:00
開催場所:鈴蘭公園(神戸市北区南五葉5丁目1)
主催:神戸まつり北区協賛会
協力:北区役所地域協働課(旧まちづくり課)
来場者数:46,000人
「神戸まつり」のうち北区のまつりとして例年開催されている「きたきたまつり」は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から3年間延期されていましたが、今回は令和5年8月1日に迎える北区制50周年の記念事業として、5月20日(土曜)に行われました。
北区制50周年記念事業のテーマとして、残そう“これまで”、創ろう“これから”、繋げよう“ひと”、育もう“自然”、活かそう“こせい”という5つのテーマが掲げられ、先人達が残してきたモノやコトを後世にも引き継ぎ、全ての世代が思い思いの未来を描ける北区をつくりましょうという願いが込められています。
こうべ動物共生センターが令和3年10月にオープンしてから1年8ヶ月の新しい施設ですが、阪神・淡路大震災時の歴史的な動物救援事業からの流れは「人と動物の共生」の概念の礎となった歴史があり(詳しくは、こうべ動物共生センターウェブサイト「こうべ動物共生センターとは?」をご参照ください)、震災から20年をきっかけに生まれた「BE KOBE」という言葉と共に、「人と人」「人と動物」のつながりの大切さを伝える施設になっています。
こうした歴史を後世に引き継ぎながら、こうべ動物共生センターで実施する様々な事業に多くの市民の方に関わっていただき、共に共生の未来を創り上げていくためにブース出展をさせていただきました。
「きたきたまつり」のステージではダンスや楽器演奏などのイベントプログラムが繰り広げられ、会場コーナーでは模擬店のほか、体験・啓発コーナーも設けられました。こうべ動物共生センターのブースでは、共生センターや事業のPR活動のほか、ブースに設置したモニターで譲渡犬・譲渡猫の情報を動画で見ていただき、プロフィール写真の展示も行いました。
また、「わんちゃん読書会(R.E.A.D.プログラム)」「獣医師体験プログラム」「犬とともだちになろう」「いきものといっしょ」などの、子どもたちに参加していただくプログラムのポスターの掲示のほか、共生センターで開催するプログラムのチラシや、共生センターのあるしあわせの村の「おさんぽマップ」、ペットと一緒にお出かけできるスポットの案内「ペットと旅するKOBE」なども来場者の皆さんにお配りしました。
さらに、神戸市人と猫との共生に関する条例、神戸市人と猫との共生推進協議会のポスターを展示して、市民の皆様への啓発の場とさせていただきました。
来場してくれた子どもたちには神戸市で準備した「どうぶつ消しゴム」のほか、ご家庭で犬や猫の正しい飼い方を楽しみながら学んでいただけるよう、共生センターでも活用している「まちがいさがしクイズ」を配布しました。全部回答するには少々時間がかかるのですが、「是非やってみたい!」とブースで挑戦されたお子さんもおられました。
配布させていただいた開催プログラムのチラシをご覧になって、後日、プログラムの参加申込をしてくださった方もおられました。
今回の「きたきたまつり」のように、地域で開催されるイベントに出展できたことは、市民の皆様と交流させていただけただけでなく、共生センターの広報活動としても大変意義のあるものとなりました。
こうべ動物共生センターについて、より多くの方に知っていただけるよう、今後も神戸市内の各地域で開催されるおまつりなどのイベントに出展させていただき、北区制50周年記念事業のテーマにもある「人のつながり」を大切にしていける場でありたいと思っております。
各地域の皆様、これからもこうべ動物共生センターをどうぞよろしくお願いいたします。