2026.07.25
「獣医師の世界を体験しよう~獣医師を目指すには~」(7月25日)
大阪公立大学 獣医学研究科の笹井先生をお迎えし、獣医師を目指す中・高校生に向け、獣医師の仕事にはどのような仕事があるのかや、学びについてのお話をしていただきました。

獣医師の仕事は多岐にわたり私たちの生活と深く結びついています。ペットなど小動物を診療している獣医師は全体の約4割で、残りの6割の獣医師は「食と農を守る」「公衆衛生を支える」「研究・創薬に携わる」など、社会の基盤を支える幅広い分野で活躍しています。
人や動物が安心・安全に暮らすために、牛や豚などのお肉の検査や、食品工場での検査、薬の開発やさらには野生動物のコントロールまでも獣医師の専門性は多方面で求められています。
そして、いま世界では「ヒト・動物・環境」の健康は一つに繋がっている「One Health」の考え方が重視されていて、獣医師は野生動物保護・感染症防止・地球環境保全も担いながら、命を上手に繋いでいく「社会全体の健康デザイナー」ですとお話されました。

また、参加者が関心を寄せる獣医大学での学びについても紹介され、どんな勉強をしているのか、どんな研究が行なわれているのかなど、みんな興味津々でメモをとる姿も見受けられました。
アンケートでは、「獣医師については「だいたい犬や猫をみる人」と思っていましたが、人とのコミュニケーションのほか、SDGs、食物連鎖にも深く関わっており、むしろ、そっちの方が多いことにびっくりした。そのため獣医師はただの動物の医者だけではなく、裏で地球を支え保護するエージェントのような存在であると知りました。」「獣医師になりたいというのは、ぼんやりとした夢だったけど、今日のお話しではっきりしました。獣医師は、ただ動物を診療するだけではなく、世界中のさまざまなことで活躍していると分かりました。」などの声が寄せられました。
参加者は獣医師という仕事の大変さと魅力を実感し、将来に向けて新たな決意を固めた様子でした。

