令和6年度「いきものといっしょ」(9月30日)
「トライやる・ウィーク」※の中学生2名に「いきものといっしょ」を受講してもらい、「人と動物の共生」について学んでいただきました。
将来、動物に関わる仕事がしたいとのことで、職業体験の場として、こうべ動物共生センターを希望してくれたのだそうです。
※トライやる・ウィークとは
兵庫県の中学2年生を対象とした1週間の職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域で様々な体験活動のことで、1週間の活動を通して地域について学び「生きる力」を育むことを目的として実施されています。
イラストマップの中から人と動物の関わりの場面を探し、飼い主の責任について考えたり、動物の気持ちを想像して、私たち人間が何に気をつけたらいいのかをしっかりと考えてくれました。
「自分たちがペットを飼うときに、かわいいだけで飼ってはいけないし、ペットが死ぬまでお世話をするという責任があるから、責任(感)の無い人は飼ってはいけない」
「牧場で育てられているヒツジのイラストは、大切に育てられている様子がわかるし、愛情を込めてお世話をしてもらっている」
「野生動物は自分たちのすみかを人間にあらされたくないと思っている」
「自分の力で生きている野生動物には、人間の気まぐれでエサを与えてはいけない。自分で生きる力を奪ってしまう」
今回はふたりともたくさん発言してくれましたが、学んだことを家庭や学校で振り返り、人と動物の共生について共に考えながら学びを深めてもらえたらと願っています。
「いきものといっしょ」は、月に2回(土曜日または日曜日)の開催のほか、休館日(火曜日・年末年始)以外は随時希望者の方と日程調整をさせていただいています。
放課後等デイサービスや学童保育などのグループでのご参加も可能です。
受講を希望される方は、こうべ動物共生センターまでお問い合わせください。