2024.09.04

令和6年度「わんちゃんお出かけセラピー」(9月4日)

9月4日(水曜)まだまだ暑さが残る中、今年度初の「わんちゃんお出かけセラピー」を「うみのほし六甲」で実施させていただき、公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)様より獣医師の先生とボランティアの皆さんが7頭のわんちゃんを連れて来て下さり、わんちゃんと利用者さんがふれあいました。
今回の開催は階をまたぐ形での実施となり、まずはデイサービスの利用者さん、次に階を変えて入居者さんとふれあっていただき、合計35名の方々とふれあいができました。

この日を楽しみに待っておられた皆さんからは、盛大な拍手でのお迎えがありました。目はわんちゃんに釘づけ!共生センターの適正飼養アドバイザー会議でもお世話になっている獣医師の村田香織先生から順に、それぞれのわんちゃんの自己紹介と一芸を披露してもらった後、合図とともに始まりました。

わんちゃんが自分のところへ来ると、膝の上に乗せて優しく撫でて声を掛けてくださる場面が見られました。
皆さんの満面の笑みが印象的で、スタッフの方からは「こんな笑顔は久しぶりに見ました」というお声を聞くことができました。デイサービスの方ではご家族の方も同席されていて、一緒に終始笑顔で参加していただけました。

施設のスタッフの方から、「わんちゃんがとてもきれいなんですが」と質問がありました。JAHAの訪問活動には、参加基準を満たしたわんちゃんと飼い主さんが参加しており、わんちゃんの事前の健康チェックはもちろんのこと、前日のシャンプーなどの衛生管理の他、犬にかかる負担軽減のルールなどが細かく規定されているとお伝えさせていただきました。

この施設では、以前は定期的にわんちゃんに来てもらっていた時期があったそうです。わずかな時間ではありましたが、久しぶりにわんちゃんとの有意義な時間を過ごせたことを、とても喜んでくださっていました。
「わんちゃんお出かけセラピー」では、皆さんの笑顔に、ボランティアさんやスタッフもパワーをいただいています。