獣医師の世界を体験しよう~野生動物との共生~(10月24日)

今回は講師に野生動物保護管理事務所の箕浦先生をお迎えして、国営明石海峡公園あいな里山公園で~野生動物との共生~という内容で、フィールドワークを通して神戸市に住む野生動物を学ぶというプログラムを開催しました。

朝から小雨がぱらつくお天気で、フィールドワークが心配されましたが、午後からはなんとか雨も止みました。

フィールドに出る前に、室内で野生動物についてのお話があり、野生動物の獣医師にはどのような仕事があるのかという説明がありました。

野生動物の獣医師は生態系をまもるだけではなく、野生動物で困っている人のための対策をとることも獣医師の仕事とのことで、時には獣医師が麻酔銃も使ったりするそうです。

お話のあとはいよいよフィールドへ出発です!

野生動物の痕跡をチェックしながら歩きます。

イノシシの掘り返した跡、鹿やイノシシが角を研いだ後、身体についた泥をこすりつけた跡や鹿の糞なども発見し、先生の説明を聞きながらみんなワクワクしながら歩きました。そして、事前にカメラを仕掛けた場所では、どんな動物が写っているかのチェックもしました。

カメラにはイノシシ、アライグマ、鹿、アナグマなどがバッチリ!写っていて、身近な公園にこれだけたくさんの野生動物が居ることに、みんなびっくりです!

室内に戻ってからは、クマやイノシシ、鹿の骨や猿の毛皮など、実際に手に取って確かめる時間もありました。

最後に先生から、野生動物と人がおなじ地球で幸せに暮らすために、5つのお願いとして、

1:近付かない

2:エサをあげない

3:むやみに触らない

4:にがさない(最後まで責任をもって飼う)

5:ゴミをきちんとすてる

を守ってくださいとお話がありました。

人が野生動物に餌を与えたりすることで、人が怖くないと覚えてしまったり、美味しいものを食べられる場所だと思うと街に出てきてしまいます。

それがお互いにとって不幸なことにつながってしまいます。

この5つの中から今日からでもできることを一人ひとりが実践することで、みんな「地球のお医者さん」になることができ、人と野生動物が安心して共に暮らせる社会につながります。子どもたちにとっても、自然や命との関わり方を考える貴重な学びの機会となりました。