「もっと知りたい老猫の心と暮らし方」(9月6日)

今回は、中野あや先生を講師にお迎えして「もっと知りたい老猫の心と暮らし方」について、お話しいただきました。

先生からまず初めに、今日参加された皆さんの猫の年齢や、日頃感じているお悩みについて質問がありました。 まだそれほどシニアではないが特定の猫種でよくみられる関節炎を患っている子がいることや、トイレの問題など、それぞれが抱えている困りごとについて、参加者の皆さんからお話がありました。

先生からは、猫は7歳を過ぎるとプレシニア期に入り、その頃から検査で見つかるような高齢期の変化が出てくることも多いですとのことでした。

尿やトイレのトラブルなどでは、若い時に起こるトラブルとシニアになってから起こるトラブルでは、原因が異なることも多く、例えば、トイレ以外で排泄してしまう場合などでは、トイレへの不満ということ以外に、シニア猫ではトラブルの中に高齢性の病気が隠れている場合もあるとのことでした。

また、猫が鳴いているという行動一つとっても、若い頃は要求や気持ちの表現が多い一方、シニア猫の場合には、病気の検査や心のケアが必要になることもあると先生は話されました。

特に、シニア猫になってくると増えてくる病気や行動変化、例えばジャンプした時の距離が短くなった、毛艶が悪くなった、排泄の失敗が多くなった、などのチェックポイントを教えていただくと、シニア猫が家にいる参加者の方はうんうんと頷きながら聞いておられました。

猫の行動にはいろいろな理由があります。猫が高齢になり、病気の治療が必要になってきたときなど、いつまでも元気で過ごしてほしいと願う飼い主の心と、嫌なことはされたくないと思う猫の心、その子にとってちょうど良い塩梅を考えて選ぶのは飼い主です。

シニア猫との暮らしが穏やかで楽しい時間になりますように。