2026.01.30
令和7年度「いのちの教育」プログラムⅢ「動物のためにわたしたちができること」(1月30日 神戸市立広陵小学校)

1月30日(金曜)、神戸市立広陵小学校の2年生3クラスに、「いのちの教育」プログラムⅢ「動物のために私たちができること」を実施しました。
「いのちの教育」プログラムについては、下記URLをご参照ください。
https://kobe-chai.jp/eventcategory/life/
授業の初めに、これまでのプログラムⅠ、Ⅱの「ふりかえり」をおこないました。
プログラムⅠでは「街」「牧場」「自然」の3 つのすみかに住む動物たちは「ペット」「家畜」「野生動物」に分けられ、私たち人間はどの動物たちとも深く関わってると学んだことを確認しました。
プログラムⅡでは「拡張心音計」を使い、「生きている証拠」のひとつである自分や友だちの心臓の音を聞きくらべました。そこから動物も人間と同じように「いのち」を持っていることに気づき、「動物も生きている」ということを一緒に確認しました。さらに2枚の犬の絵を見て「うれしい気持ち」や、「悲しい気持ち」などを子どもたちがイメージし、それぞれの気持ちに共感し、「動物にも心がある」ということを学びました。
プログラムⅢでは、私たちの周りにいる動物たちが「さびしい気持ち」のまま生きるのではなく、「うれしい気持ち」で過ごせるようにするために、それぞれのすみかに住む動物たちに、私たち人間ができることは何かを一緒に考えました。
「ペット」については、子どもたちは挙手で発表します。「遊んであげる」「ごはんをあげる」「かわいがる」など、色々な意見を出してくれました。
「家畜」と「野生動物」に関しては、プログラムⅡで使ったミニホワイトボードの登場です。
ヒントの絵の2枚を見ながら、自分には何ができるかを書いていきます。いつもこの時間は、ペンの走る音だけが聞こえる静かな時間となります。
前回と同じく、3クラスともほとんど全員が発表してくれました。



「家畜」では「居場所をきれいにしてあげる」「広いところに移してあげる」「お友達を増やしてさびしくないようにしてあげる」などの意見が多くの子どもたちから聞かれました。

「野生動物」に関しては、人間がお世話をしていないが自然を挟んで繋がっているということを子どもたちは理解しています。「自然になにかできないかな?」というヒントから「ゴミをすてないし、ゴミを見つけたら拾う」「山で大声を出さない」「煙でつらそうだから、山の近くに建物を建てない」など、自然環境を守る視点からの意見も聞かせてくれました。

子どもたちと一緒に考えた「私たちが動物のためにできること」は、私たち人間が果たすべき「責任」であると言うことができます。この授業では、「責任」のことを「約束を守る」と言い換えており、「私たちと動物との約束」と子どもたちに伝えています。
「いのちの教育」プログラムは「気づき」「共感」「責任」がキーワードです。
この3つのプログラムは動物を通して「他者へ共感する感性と自他の生命を尊重する態度の育成」「思いやりや協調、道徳的心情などの豊かな人間性の基盤の構築」「社会的規範意識の醸成及び向上」という効果が期待される教育プログラムです。
全てのプログラムが終了しました。子どもたちからは「もう終わり~?」「また来てほしい」「来年もして」など嬉しい声を聞かせてくれました。
本プログラムでは、事前と事後にアンケートを実施しています。「動物が居なくなったら人間はどうなると思いますか」「動物はしたいことがあると思いますか」などで、結果については、後日学校へ報告いたします。
「いのちの教育」プログラムを通じて得たことが、子どもたちの将来にわたり活かされることを期待します。

