2025.09.15
令和7年度「獣医師の世界を体験しよう~犬や猫のお医者さん」(9月15日)
もみの木動物病院の谷修一先生を講師にお迎えして小学1年生から3年生を対象に「獣医師の世界を体験しよう~犬や猫のお医者さん」を2回に分けて開催しました。

最初に谷先生から、獣医師になるにはどうすれば良いか、どんな仕事があるのかを説明していただきました。
獣医師になるには大学に6年間通わなければならないこと、犬や猫を診察する以外にも、カメや鳥やハムスター、うさぎなども診察する獣医さんもいるということをお聞きし、子どもたちには新鮮な驚きのようでした。
また、動物病院の診察室や待合室はどうなっているのか、先生が診察をする際どんなことに気をつけているのかというお話や、犬がお腹の調子が悪いからとのことで診察すると、お腹ではなく胸の方が原因だったというエピソードなどもお聞きしました。

一通り、診察の方法などを聞いた後、子どもたちは白衣を着用し、聴診器を首からかけて小さな獣医さんに変身。
まず、自分たちの心音を聴診器で聞きました。子どもたちは聞こえてくる自分の心音に興味津々な様子です。

心音を聞いた後は、犬と猫のぬいぐるみを使って、採血にチャレンジです。
犬や猫の血管はどこにあるのか、どうやって採血するのかという説明を聞いた後、まずは指でぬいぐるみの足を探りながら血管がどこにあるのか探し、順番にシリンジを使用して犬と猫の採血をしていきます。(もちろん、針はついていません)
この時間も、小さな獣医さんたちは熱心に採血に取り組んでいました。

1時間という短い時間でしたが、子どもたちはすっかり獣医さんになりきって、犬や猫の診察を行い、獣医師の仕事についても理解を深めたようです。
プログラム終了後のアンケートでは「うさぎもしんさつしてるのはしりませんでした」「犬やねこが大好きだからここに来て、学ぶことができてとても楽しかったです」「じゅういさんのたいへんさがわかりました」等の感想がありました。
この中から将来の獣医さんが誕生することを楽しみにしています。