令和7年度「共生センターサマースクール」(8月1日)

酷暑が続いている中ではありましたが、無事にプログラムを開催することができました。

今日のサマースクールの内容は、VRを使用して犬や猫のお世話や暮らしの体験、調剤体験、診療体験、マイクロチップの挿入体験などです。

VRでは、目の前に猫が現れたり、犬の目線になったら人間がどのくらい大きいのか、なども体験できます。

思わず、手を伸ばして触ろうとする子もいました。

診療体験では、共生センターのスタッフ犬の「わをん」に協力してもらい、聴診器で実際に心臓の音を聴いたり、診察する時はどこを診たら良いのかなどを獣医師の先生から教えてもらいました。みんな興味津々で聴診器で心臓の音を聞いていました。

調剤体験では、お菓子のラムネを粉にしたり、ピルカッターを使用して半分にカットしたり、粉は薬包紙に包みましたがみんなちょっと苦戦しながらも、最後は上手に包んでいました。

マイクロチップ挿入体験では、実際のマイクロチップをウレタンに挿入しました。

かなり太い針に、これが猫や犬に入れられるのかと子どもたちもびっくりです!

そして、何故マイクロチップが必要なのかなども獣医師の先生から教えていただきました。

一通りの体験が終わると、最後は管理センターのスタッフから「動物と人が幸せに暮らすために」ということでお話をしていただきました。

具体的にセンターの仕事や、飼い主の責任などにも触れていただき、保護者の方も一緒に聞いていただきました。

実際、どのくらいのお金が必要なのかを知った子どもたちの中からは、そんなにお金がかかるとは知らなかったという声もありました。

皆さん、熱心にお話を聞いてくださり、最後まで飼い続ける責任についても理解していただけたようでした。

とても暑い中でしたが、皆さんお疲れさまでした。