令和7年度 動物のプロに学ぶ~「麻薬探知犬の仕事を知ろう!」(8月25日)

今日はしあわせの村の研修館大会議室をお借りして開催しました。

来てくださったのは、神戸市の神戸税関より4名の職員の方々と麻薬探知犬のショーン号とハードル号です。

「麻薬探知犬って知ってる人!」と尋ねられると子どもたちから沢山手が上がりました。テレビ番組で見たことがあるという子どもも多く、賑やかにプログラムが開始されました。

最初に、犬の歴史や税関の仕事内容についてお話していただきました。

日本には9つの大きな税関があります。

そして、そこで活躍している麻薬探知犬は全国で約130頭いるそうです。

犬はもともとオオカミが祖先だったという話から、税関の仕事内容まで広く学んだ後は、いよいよ麻薬探知犬の登場です。

ショーン号は7歳のベテラン探知犬、ハードル号はまだ1歳の元気な探知犬です。

デモンストレーションでは、まず最初に箱を並べてその中から、麻薬の匂いを探し当てます。

箱を並べ終わったあと、子どもたちから「箱の高さが違う!犬に分ってしまう!」という厳しい指摘があり、急遽箱を入れ替えるという事態にもなりましたが、気を取り直して、ハンドラーの指示で箱を入念にチェック!

匂いのする箱を見つけたら、吠えるのではなくその場で座って教えてくれます。

見事!探しあてました!

会場からは一斉に拍手が沸き起こります。

次に今日の参加者10名ほどに前に出てきてもらい、旅行客になったつもりで紙バックを提げて貰い、一つだけ匂いのするタオルをいれた袋を探します。

これもすぐに見つけてしまいました。

麻薬探知犬は訓練から入るのではなく、最初は遊びから入るとのこと。 見事発見したら、ご褒美は遊びです。

尻尾をぶんぶんと振りながらハンドラーと楽しそうに遊びます。

犬たちにとっては麻薬探知の仕事は遊びの延長でもあります。

参加者の皆さんも、賢くてかわいい麻薬探知犬のお仕事ぶりを見て、とても感心していました。

デモンストレーションが終わった後の質問では、「犬が麻薬をなめるとどうなるのですか」という質問がありました。「匂いを嗅ぐだけでは中毒にはならないが、もし少しでも身体に入ってしまうと危ないので、それについてはとても注意している」とのことでした。

他にも「引退したらどうするのですか」「人と犬のペアはどうやって決めるのですか」など、いろいろな質問があり、麻薬探知犬への感心の高さがうかがわれました。

引退したら家庭犬として過ごします。遊び好きな麻薬探知犬なので、引退して家庭犬になっても遊び好きな良い家族になるようです。

また、人と犬のペアについてはお互いの相性を見ながら決めていくとのことでした。

神戸にも国際空港が出来ました。そこでも活躍している麻薬探知犬。

皆さんにも、税関の仕事や麻薬探知犬のことを理解していただけたことと思います。