令和6年度「お散歩診断」(11月14日)
秋晴れの絶好のお散歩日和の下、講師に渡辺ひろ子先生をお迎えして「お散歩診断」を開催しました。
今日の参加は6頭の犬と飼い主さん。
先生からリードの長さや首輪の緩みのチェックをしてもらってから、お散歩へ出発!
他の犬には近付かないように3メートルくらい間を開けて歩きます。
ゆっくり歩きながら広場に到着したらゲームをしました。
最初はみんなで円になって数珠つなぎゲーム、自己紹介を兼ねて自分の犬の名前、その名前の由来を言ったら、次の人にバトンタッチ。
次の人は前の犬の名前も答えていきます。最後の人は前の犬5 頭の名前も覚えなければならないので、大変です。
無事に全員答え終わったら、次のゲーム。ハンドターゲットといって犬の鼻先にご褒美を近づけて誘導しながら飼い主の横を右から左、左から右と移動します。これは、リードをひっぱらなくても犬も人も楽に移動する方法です。
そして、ハンドターゲットを用いながら、次はすれ違いの練習です。前から知らない人や苦手な物が近付いてきたら、早めに犬を移動させます。犬が移動出来なければ飼い主が間に入ります。
犬の苦手な物の間に飼い主が入って守ることで、犬も安心し飼い主を信頼してくれるようになり、それが吠えないことにも繋がってくるそうです。
他にも受け取ったメモに書いてある名前の子にお願いして、そこに書いてある物を持ってきてもらうゲームなど、楽しいゲームの中にもしつけの要素が入っています。
ゲームの最後は恒例の呼び戻しゲーム。
飼い主さんは離れたところから自分の犬の名前を呼びます。
どの子も一目散に飼い主さんのところに走ってやってきました。
飼い主さんの嬉しい瞬間です。
無事にみんな戻ってきたところで、また歩いて共生センターまで戻ります。
みんな行くときより落ち着いて戻ってくることができました。
最後に先生から、「犬ができたことを、小さなことでも見逃さずにしっかり褒めてあげる。うわべだけで褒めるのではなく、言葉は何でも良いので、感情を込めて褒めてあげ、日頃から飼い主が側にいれば大丈夫!何かあれば守ってあげるということを身体で示してあげることで、飼い主を信頼し吠えなくても散歩が出来るようになってくる」と教えていただきました。
今日のお散歩を思い出しながら日頃のお散歩も楽しんで貰えたらと思います。