令和6年度「こうべ動物共生センターオータムスクール」(11月16日)

今年の夏休みに実施した「こうべ動物共生センターサマースクール」に引き続き、「こうべ動物共生センターオータムスクール」を開催しました。

最初は「VRで体験!いぬねことのくらし」から始めました。
犬や猫との正しい接し方や犬猫との暮らしに関する動画のプログラムでは、自分の目の前に実際に犬や猫がいるように感じることができ、「かわいい」と声があがったり、手を伸ばしてさわろうとする様子も見られました。

バーチャル動画で学んだ後は、犬のぬいぐるみを使用して犬との挨拶の練習も行いました。実際に犬にふれあう前に接し方を学びます。

VR体験の後は、いよいよ待ちに待った犬や猫のお世話体験です。

先に犬との挨拶の仕方を学んでいたこともあり、そっと優しく犬にふれることができました。また、犬のマイクロチップの読み取り場面では、情報の読み取りリーダーに表示された数字を興味深く見ていました。

犬や猫の食事(フード)のお世話では、体重によって食べる量が違い、病気の有無など体調に応じて食べるフードの種類が違うことも知り、慎重に量っていました。

猫のプレイルームでは新しい家族を待っている猫たちとふれあいましたが、「ずっとこの部屋にいたい」「部屋から出たくない」という声も聞かれ、子どもたちはすっかり猫たちと仲良くなっていました。

お世話体験終了後には、神戸市健康局環境衛生課から、神戸市で保護される犬や猫について、収容数や譲渡数などの現状についての説明や、犬や猫を飼う前に「本当に飼えるか」「飼うためには何が必要か」「迷子にしないためにできることは何だろう」をしっかり考えることが大切で、「最期まで責任を持って飼いましょう」という話を聞いてもらいました。

こうべ動物共生センターでは、人と動物が共に幸せに暮らしていくために市民の皆さんと学ぶ様々なプログラムを展開しています。
子ども向けのプログラムでも、保護者の方もご参加・ご見学できるものもありますので、興味のあるプログラムがございましたら、是非お問い合わせください。