2024.10.05

令和6年度「来所相談」(10月)

当センターでは、事前予約制で来所によるご相談をお受けしています。

10月5日(土曜)

相談犬種:MIX(4歳メス)

<相談内容>

子犬の頃に迎え入れた保護犬。相談者や父母に咬みつくことがある。外でしかできないので家の中でもトイレができるようにしたい。

<対応について>

犬をコントロールするための前提として基本的なしつけを日常から行うようにおすすめしました。特に名前を呼んで呼び寄せるトレーニングの具体的な方法をアドバイスしました。

「おすわり」「ふせ」「まて」などのトレーニングをしっかりとすることで、咬む行動をとる前に事前に指示を与えてとめるようにします。

トイレに関しては屋外での排泄時に「ワンツー」などの声がけをしてみることをすすめ、食後など排泄をしそうなタイミングで室内に用意したトイレに連れて行き「ワンツー」などの声がけをして排泄を促す方法をお伝えしました。

相談犬種:MIX(6歳メス)

<相談内容>

他の犬に吠えかかる。咬みに行く(たまに)、散歩の時に怖がる。

<対応について>

基本的なしつけを日常からした上で他の犬と出くわしそうになった場合は、犬に吠えかかる前に向きを変えて離れていくか、事前に「おすわり」「まて」などの指示を出して、吠えかかる前にとめるようにします。

また散歩中に声がけやごほうびを与えるなどして飼い主に気を向けさせる方法もお伝えしました。


相談犬種:ゴールデン・レトリーバー(9ヶ月メス)

<相談内容>

飼い主への咬みつき

<対応について>

大型犬ということもあり、成犬になる前からの日常の基本的なトレーニングをしっかりと教えておく大切さをお伝えし、特に「まて」を教えて一定の時間「おすわり」「ふせ」の状態で待たせるトレーニングや名前を呼んで呼び寄せるトレーニングをおすすめしました。

今回のケースでは外飼いで日常は庭で過ごさせているとのことだったので、できれば飼い主の目の届く室内飼いをおすすめしました。飼い主の目の届く場所に犬を置くことでしつけもやりやすくなり、トラブルも起こりにくくなります。

困った行動をやめさせるためには、前提として飼っている犬が飼い主の指示に従う必要があります。飼い主の指示に従うように日頃からトレーニングをすることで、困った行動をしそうな時に先に指示を出してとめることもできるようになります。

来所相談では、皆さまのお困りごとに対して訓練士や愛玩動物飼養管理士等の有資格者が、一頭一頭の状態に合わせたアドバイスをさせていただいております。

一度の来所相談で解決できない場合も新たな解決への糸口を見つけられるよう、繰り返し飼い主さんと共に考えていきます。

事前予約は下記リンクよりお申し込みください。

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