令和6年度「教えて!介助犬」(10月6日)
30度を超える真夏日の日曜日、しあわせの村において『健康福祉フェア』が開催されました。
今回の「教えて!介助犬」も温泉健康センター体育館での開催となりました。
来てくれたのは、兵庫介助犬協会の北澤光大さんと、内之丸実穂さん、そしてアリシアちゃんです。
広い体育館の中でしたが、アリシアちゃんは動じることなくすっかりリラックスしています。どんなところでもリラックスできる。これは介助犬の一番大事な要素です。
参加者は40名を超え、皆さんとても熱心にお話を聞かれていました。
北澤さんからは、身体障害者補助犬についての話や、介助犬が日頃どのような仕事をしているのかという話などをしていただき、実際にアリシアちゃんがデモンストレーションで介助犬の仕事を見せてくれました。
冷蔵庫の中から飲み物を持ってきたり、落とした家の鍵やコイン、カードなども拾って持ってきてくれます。
参加者の皆さんは感嘆し、拍手が起こります。
介助犬の訓練はルールのある遊びの延長で、ボール拾いや、ロープの引っ張り合いなど、犬が楽しく遊んでいる内容が介助動作へと繋がっていきます。
デモンストレーションを見せていただいた後、アリシアちゃんが着ているベストを脱いだらお仕事終了。参加者の皆さんとの触れあいの時間です。
皆さん、笑顔でアリシアちゃんと触れあっていました。
現在、訓練をして実際に介助犬として活躍している犬は全国で59頭とのことで、まだ認知度の低い介助犬ですが、より多くの方々に介助犬のことを知っていただけるよう、こうした普及啓発と一人ひとりの正しい認識が不可欠です。今後も、多くの方々のご参加をお待ちしております。