8月11日（日曜）、こうべ動物共生センターで「ペットも一緒に避難マップ」作成会を開催しました。

神戸市健康局環境衛生課の獣医師・今田係長から「ペットも一緒に避難マップ」の作り方と一般社団法人日本損害保険協会等が主催する「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」、そして、神戸市のマップ展示会への応募方法について説明していただき、いよいよマップ作りのスタートです。

参加された皆さんは、事前に自宅から避難所までの道程などを調べ、予め避難ルートを歩いて写真を撮ったり、自宅周辺の地図を用意されていました。

「大雨のときに水があふれる場所がありました」「海が近くにあるので津波が心配です」「信号が少ないから出会いがしらの事故に気をつけたい」「猫をキャリーに入れて歩いたら、片手でキャリーを持つのは重かった。リュックを買ってみたら嫌がらずに中に入ってくれて、これなら一緒に避難しやすいです」等々、実際に避難ルートを歩いたからこそ気づいたことを聞かせてくださいました。

来年は阪神・淡路大震災から30 年を迎えます。開催の数日前にも宮崎県で震度6 弱の揺れが観測され、南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震が発生する可能性が相対的に高まっているとして「南海トラフ地震臨時情報」が発表されていました。参加された皆様も防災意識がこれまで以上に高まっておられたのではないかと思います。

夏休みの自由研究にも活用できるため、子どもたちは保護者の方々のサポートを受けながら自分の言葉で避難するときの大事なポイントをまとめ、用意してきた写真を貼ったり、イラストを描いたりしていました。
 
昨年8 月に神戸市がまとめた「災害時のペットとの避難ガイドライン」には、ペットと一緒に避難する際に役立つ情報が掲載されていますので、マップ作りの参考にしていただけます。
以下のリンクより全文をダウンロードすることができます。
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/6370/guideline-of-evacuation-with-pets.pdf
 
完成した避難マップは、神戸市のマップ展示会（来年1月に開催予定）や、「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」にご応募いただけます。「ペットも一緒に避難マップ」の説明会、作成会に参加されていない方でもご応募いただけますので、皆さまからのご応募をお待ちしています。
 
神戸市のマップ展示会の応募は、以下をご参照ください。
詳細
 https://www.city.kobe.lg.jp/a84140/kenko/health/hygiene/animal/pet_map.html
応募フォーム
 https://www.city.kobe.lg.jp/a84140/kenko/health/hygiene/animal/pet_map_form.html
 

「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」の参加申込フォームは、以下のリンクより詳細をご参照ください。
https://www.sonpo.or.jp/about/efforts/reduction/bousai/forms/