令和6年度「お散歩診断座学」(7月27日)
7月27日(土曜)講師に渡辺ひろ子先生をお迎えして、今回で3回目となる「お散歩診断座学」を開催しました。
今日の参加者は、センターから譲渡犬を迎えられたご家族。
とてもアットホームな雰囲気の中での開催となりました。
今日の内容は、「犬の声を読み取れるようになろう」ということで始まりました。
犬は尻尾の振り方、姿勢、耳の傾き、目や口のどれ一つとっても気持ちを表しています。
また、一つだけを見て犬の気持ちを分かろうとするのではなく、体全体の動きを見て犬がどう思っているのかを判断します。
犬のボディサインは複雑でもあり豊かでもあります。
飼い主はそれを如何にして拾ってあげるかということが大切で、犬が吠えたり飛びかかったりしてから対処するのではなく、例えば犬が怖いというボディサインを出し始めたところから犬の気持ちを理解できると、事前にトラブルへの対応も出来ます。
犬にはおおよそ3タイプあるそうですが、今日参加された飼い主さんも自分の犬はどのタイプかな?と考えながら見ておられました。
終わりに、犬と一緒に散歩に行くことは一緒に旅に出るようなもので、どんな時でも飼い主とコミュニケーションがとれるようにし、犬にきちんとルールを教えることで、楽しい散歩という旅に出ることができるようになると教えて下さいました。
犬のボディランゲージを理解することで、飼い主と犬との距離が縮まって信頼関係が深まり、より犬との生活が楽しく豊かなものになるのではないでしょうか。
今年度の座学は終了しましたが、次回開催されます折には皆様のご参加をお待ちしております。