令和5年度「いきものといっしょ」(2月24日)

2月24日(土)「いきものといっしょ」に、2家族、4名の子どもさんと保護者の方が参加してくれました。

身のまわりにどんな動物がいるか、「まちをあるいているとき」「がっこうであそんでいるとき」「山に行ったとき」に見かけた動物たちを書き込んでもらいます。

「街をあるいているとき」
   犬、猫、いのしし、やぎ、イタチ、すずめ、からす、馬

「学校であそんでいるとき」
   カエル、メダカ、かめ、にわとり、あひる

「山に行ったとき」
   鹿、いのしし、さる、たぬき、ナメクジ、めじろ

と、保護者の方とも相談しながら書き込んでくれました。

「住んでいる場所で、見かける動物も違うんだね」と気づいてもらえたようです。

そして家庭の中にいるペットや学校などにいる動物、野生動物がみんなとどんな関わり方があるのか、動物たちがどんな暮らしをしているのかを考えた後、神戸のイラストマップに描かれている動物たちと人間との関わりを考えながら探してもらいました。

「箱に捨てられている猫」「暑い車の中に置いて行かれた猫」「マンションで大きな声で吠えている犬」「車の前に飛び出した猫」「リードなしで散歩させている犬」「狭い部屋でたくさん飼われている猫」「人間に出会ってびっくりしているいのしし」など、動物たちにとって困った状況が気になるようでした。

そして、動物の気持ちを考えるページでは、動物の気持ちを想像しながら一生懸命に考えてくれました。一緒に参加していただいた保護者の方にも、子どもたちと話し合いながら考えてもらえました。

このプログラムは、普段あまり気にかけていないことを親子や兄弟で一緒に考えることができる内容になっています。

実施後のアンケートには、「動物の気持ちを考えるのが楽しかった」「みんなの意見が聞けておもしろかった」と感想を寄せてくださいました。きっと自宅に帰っても、今日、体験した内容を一緒に話をしながら、動物との共生について振り返りをしてくれるのではないでしょうか。

一組のご家族はしあわせの村にキャンプに来られていて、偶然プログラムを受講できることを見つけて参加してくださいました。

このプログラムは、予定された日程以外でも、ふれあい室を使用していない時には実施させていただくことが可能です。しあわせの村へお越しの際は、こうべ動物共生センターへも足をお運びください。

「いきものといっしょ」は、通常、土曜日又は日曜日に開催しています。
開催日の情報と参加申込は、下記のリンクをご覧ください。

ご家族でご参加もお待ちしています。

いきものといっしょ