令和5年度「犬とともだちになろう」(12月24日)

クリスマスイブの日曜日、ボランティアにワナビーちゃんとウズちゃん、そして飼い主さんをお迎えして、「犬とともだちになろう」を開催しました。

クリスマスイブということでウズちゃんはサンタさんの衣装、ワナビーちゃんはクリスマスカラーのおもちゃを持参で来てくれ、子どもたちは「朝からケーキを食べた!」「サンタさんからプレゼントをもらった!」と、とても賑やかに始まりました。

このプログラムは、最初に犬のイラストを見ながら犬の気持ちを考えるところから始まります。

犬は人間の言葉は話しませんが何も考えていないわけではなく、身体を使って気持ちを表しているので、子どもたちは尻尾の振り方や耳の向き、毛が逆立っていると、細かいところも良く見て考えてくれました。

犬が身体を使って気持ちを表していることを、英語で「ボディランゲージ」ということを伝えると、「ネコは英語でキャットだよ」と教えてくれた子どももいました。

「ボディランゲージ」という言葉が気に入ったのか、みんな口々に何度も繰り返し言っていました。

次にわんちゃんたちが登場して、挨拶の練習です。最初にスタッフが挨拶のお手本を見せた後は、「こんにちは。かわいいわんちゃんですね。触ってもいいですか?」とそれぞれ自分たちで挨拶を考えながら接することができていました。

2頭のわんちゃんたちと挨拶したあとは、犬たちとの触れ合いの時間です。

犬の肉球を見せてもらって「大きい!」と驚く子や背中を撫でて毛並みを確かめる子もいました。

楽しく犬たちと触れ合ったあとは、心臓の音を拡大してスピーカーで聞くことができる拡張心音計を使用して、犬と人間それぞれの心音を確かめてみました。

心音を聞く子どもたちの表情はとても真剣です。

みんなの心音が聞こえるたびに「大きい!」「早いなぁ」など、感想を口にしながら聞いています。

それぞれ心臓の音はいろいろな違いがあるけれど、みんな同じように「生きている」ということを感じ、ひとつひとつの「いのちの音」は同じ音が一つとして無いたった一つの音だと体感することで、他者の気持ちを想像したり、寄り添う気持ちの大切さを考えるきっかけを与えます。

子どもたちからは、「足(肉球)がプニプニでやわらかかったことが知れた」「犬の感情について知れたことが楽しかった」「いぬとともだちになれてうれしかった」などの感想がありました。

次回の「犬とともだちになろう」は2024年3月を予定しています。以下のリンクよりご確認ください。

「犬とともだちになろう」