令和5年度「いきものといっしょ」(10月15日)
10月15日(日曜)、お友だちご家族同士でしあわせの村にお越しになり、当日のお電話で急遽「いきものといっしょ」のお申し込みをしてご参加くださったのは、小学校2年生の子どもさん2名とお母さん2組のご家族。そしてご兄妹の乳児も1名いらっしゃいました。
子どもさんのお一人は、村内で捕まえたカマキリを虫かごに入れてお越しになりました。
副読本「いきものといっしょ」を使用して、街中や学校、山に行ったときなどに見かける動物についてスタッフがお尋ねし、具体的な名前をお二人に挙げてもらいました。
交互に動物の名前が出てくる中、途中で名前が思い浮かばなくなったときには、副読本の動物のシルエットを参考に考えてもらうと、犬、猫、うさぎ、カラス、タヌキなど、色々な生き物の名前が出てきました。
お母さん方からは、ハクビシンという外来種の名前も挙がってきたので、神戸市内でみかける野生動物のイノシシやタヌキのお話だけでなく、最近見かける機会が増えてきたアライグマの話や、よく似た外見のタヌキとの見分け方などの話を交えながら、野生動物との関わり方についてもお話をさせていただきました。
外来種の話題が出てきたので、2023年6月1日よりはじまった「※条件付特定外来生物のアカミミガメ・アメリカザリガニの規制」についてお伝えしたところ、規制については既にご存じでしたので、普段から人と動物の関わりや、いきものを取り巻く環境について関心が高いご家族なのではないかと思います。
※「条件付特定外来生物」環境省ウェブサイト
人に飼われていたものが野外に放たれたことで、元々住んでいた動物や自然環境に影響を及ぼし、引いては人の生活にも影響があることをお伝えし、一度飼い始めたものは寿命を迎えるまで責任を持って飼わないといけないねと一緒に確認をしました。
そして、副読本の中の神戸の街で暮らす人と動物との関りを描いたページを見ていただき、そこに描かれている動物たちの気持ちを子どもたちに想像してもらいました。
私たちを取り巻く様々な環境にいる、人間と同じ言葉を話すことができない動物たちの気持ちを想像して考え、それぞれの動物への関わり方を学ぶことで、人と人との関係性についても考えるヒントにもなるのではないでしょうか。
「いきものといっしょ」は週1回土曜日、又は日曜日に開催しています。
開催日の情報と参加申込は、下記のリンクをご覧ください。
是非、ご家族でご参加ください。