令和5年度「いきものといっしょ」(7月30日)

「いきものといっしょ」に、3名の子どもさんとそのお母様が参加してくれました。

「まちをあるいているとき」「がっこうであそんでいるとき」「山に行ったとき」など、最初に自分たちの近くにどんな動物がいるかを書き込んでもらいます。

街を歩いている時にはどんな生き物がいるかを考えながら書き込む欄では、最近は街中で野良犬や野良猫を見ることが少なくなってきていることもあるのか、子どもさん3人ともチョウやセミ、蚊などの昆虫を書き込んでくれました。

そして家庭の中にいるペットや、学校などにいる動物、野生動物との関わり方やそれぞれの暮らしを考えた後、神戸のイラストマップに描かれているイラストを見ながら動物たちとの関わりを探します。

昆虫が好きなお子さんは、ここでチョウをみつけてくれました。

海に浮いているゴミに気が付いてくれたお子さんもいました。

野生動物が荒らしたゴミや、人間が出したゴミが海にまで流れついて、海の生き物たちが食べてしまうかもしれないということを思いついたようです。

そして、動物の気持ちを考えるページでは、動物の気持ちになって一生懸命に考えてくれました。

ハトにエサをやっているイラストを見て、ハトの気持ちは「やったー!いっぱい食べ物をもらえた!」と喜んでいるけど、ハトは自分の力で生きていく野生動物なので、人間がエサをやってはいけないということにも気が付いてくれたようです。

公園で犬のうんちをそのままにしているイラストでは、犬は「ちゃんと片付けてほしい」と思っている、猫が箱に入れられて捨てられているイラストでは、「こんなところに捨てられて悲しい、お腹がすいた」と思っていると答えてくれました。

参加していただいたお母様たちも一緒になって熱心に考えてくださり、子どもたちからは「いろんな生きものの気もちがわかってたのしかった」「いろんなどうぶつのおべんきょうができたのがたのしかった」と感想が寄せられました。

そして、部屋を出てすぐに「あ、カラス!」と気が付いて帰られていました。このプログラムの受講をきっかけに、周囲にいる生き物を見る目が変わるかもしれませんね。

「いきものといっしょ」は週1回土曜日又は日曜日に開催しています。
開催日の情報と参加申込は、下記のリンクをご覧ください。

ご家族でご参加もお待ちしています。

いきものといっしょ