令和5年度「いきものといっしょ」(6月25日)
6月25日(日曜)、「いきものといっしょ」に、3年生のお姉ちゃんと保育園(5歳)の弟さんがお父さんと一緒に参加されました。
このプログラムでは、神戸市副読本「いきものといっしょ~みぢかなどうぶつに目をむけてみよう~」を使用しています。神戸の街のイラストマップが盛り込まれており、自分の身の周りにいる動物についてイメージしやすい教材となっています。
最初に、街や学校、山など、身の周りで出会ったことのある動物を思い出しながら記入していきます。お姉ちゃんは、「こんないきものがいたよ」と絵を描いて教えてくれました。
それぞれの場所で暮らす動物たちについて、ペットは街で人間が世話をして、最後まで責任を持って飼います。学校で飼育されている動物も、学校のみんながお世話をしています。野生動物は自然の中で暮らし、自分で食べ物を確保して生きています。動物たちがそれぞれの場所でどうやって暮らしているかを考えたところで、神戸の街のイラストマップに描かれている様々な動物たちとの関わりの場面を探します。
山の中で、うり坊を連れているいのししが人間とばったり出会った場面では、「いのししが警戒している。いのししの巣穴など、野生動物のすみかに近づかないようにするといい」と答えてくれました。
マンションの部屋にたくさんの猫がいるイラストには、「猫が窮屈で苦しそう。たくさん飼うのなら広いところが必要だね」と考えてくれました。
また、海のそばに捨てられた猫を見つけて、「捨てずに飼ってあげないといけない。こんなところに置いていったら、津波が来たら大変なことになるよ」と教えてくれました。
「いきものといっしょ」では、保護者の方とも話し合いながら、考えてもらっています。
このプログラムに参加したことで、家族で「動物たちとのかかわり」についての会話が増え、「共生」について考える機会になっていくのではないかと思います。
「いきものといっしょ」は週1回土曜日又は日曜日に開催しています。
開催日の情報と参加申込は、下記のリンクをご覧ください。
是非、ご家族でご参加ください。