令和5年度「犬とともだちになろう」(6月3日)

前日の大雨が嘘のようにすっきり晴れた土曜日の午後、JAHAのボランティアさんと、その愛犬3頭にご協力いただき、「犬とともだちになろう」を開催しました。今回参加してくれたのは、13名の子どもたちです。

JAHAボランティアの皆様とその愛犬たち

はじめに、参加した子どもたちに「お家で犬や猫を飼っていますか?」と尋ねると、「犬」「猫」のほかに、「ハムスター」「カメ」「魚」という答えもありました。

次に、「犬は話ができると思いますか?」と尋ねると「心で話している」と答えてくれた子どもがいましたが、ほとんどの子どもたちは「う~ん」と悩んでいる様子でした。

そこで、1枚ずつ犬のイラストを見ながら犬の気持ちを考えてもらいます。

1枚目のイラストでは「うれしそう!」「喜んでる!」「あそぼうって言ってる」

2枚目のイラストでは「怒ってる!」「咬んだろか!と威嚇してる」

3枚目のイラストでは「怒られて悲しい」「しょんぼりしてる」「寒くて震えてる」

など、それぞれの気持ちを考えながら発表してくれます。








犬が耳・目・鼻・口・尻尾・姿勢など身体を使って気持ちを表現することをボディランゲージと言います。

子どもたちに「ボディランゲージ」のことを伝えると、プログラム終了後に改めてもう一度詳しく聞きに来てくれた子もいました。子どもたちは、犬が自分たちの気持ちを言葉ではなく、身体全体を使って表しているとわかったようです。

ボディランゲージを学んだ後は、いよいよ犬たちの登場です。かわいい犬たちの登場に子どもたちは大喜び!はじめに、犬との挨拶の仕方を子どもたちに伝え、子どもたちも3頭の犬たちそれぞれと挨拶をしました。

ボランティアさんにお手伝いをしてもらいながら犬たちに挨拶をしたあとは、犬と子どもたちそれぞれの心音を聞きます。その前に、まず「犬は生きていましたか?それはどうしてわかりましたか?」と尋ねると、「あたたかかった」「おやつを食べた」「毛が柔らかい」「動いてる」など、それぞれ感じたことを答えてくれました。

犬も人間も生きているということを確かめる方法の一つとして、拡張心音計を使用して、犬と子どもたちみんなの心音を聞いてみました。

それぞれの心音を聞くと、犬も人間も心臓は同じように動いているのに、「速さ」「リズム」「大きさ」や「音」などすべて違っていて、同じものは一つも無いということに気付いたようです。そして、犬も人間も同じように生きていると感じてくれたようでした。

「犬とともだちになろう」に参加ご希望の方は、下記のリンクよりチラシをダウンロードしていただくことができます。今後の開催日程や申込方法をご確認ください。

犬とともだちになろう