令和5年度「犬とともだちになろう」(4月8日)

4月8日(土曜)に今年度第一回目の「犬とともだちになろう」を開催し、10名の子どもが参加してくれました。

そして、今年度もJAHA(公益社団法人日本動物病院協会)の訪問活動経験豊富なボランティアの皆様にご協力いただき、フワちゃん、ボンボンちゃん、和並(ワナビー)ちゃんが来てくれました。

最初に、犬にも感情がありいろいろな気持ちは身体を使って表しているということを子どもたちに伝え、3枚のイラスト(嬉しい・悲しい・怒っている)を見ながら、それぞれがどういう気持ちか想像して考えてもらいます。嬉しそうな犬のイラストを見て「ハッピーな気持ち」と答えてくれた子どももいました。毎回、子どもたちは一生懸命に考えて答えてくれます。今回は、悲しい犬のイラストを見て「おしっこを漏らして、悲しいと思っている」と大人の想像を超える回答をしてくれた子どももいました。(言われてみると、確かにそう見えますよね!)


次に、犬との挨拶の仕方を学んでから、子どもたちが楽しみにしている、実際に犬と接する時間です。家で犬を飼っていない子どもたちばかりの参加だったため、普段の生活の中でも犬とあまり出会うことがないとのことで、こうして実際に犬と出会うことの出来る場は貴重な体験のようでした。

実際に犬と挨拶をし、触れてみての感想を聞くと、「思っていたより温かかった」「ふわふわだった」など、笑顔で答えてくれました。



犬にも感情があることを学び、子どもたちがそれぞれ3頭に挨拶をして交流した後は拡張心音計を用いて犬と子どもたちそれぞれの心音を聞きます。犬と人は心音が違うと思うか最初に尋ねてみると、心音を聞く前は速さやリズムが違うと思うという答えがありました。実際に聞いてみると、速さやリズムだけではなく、音の大きさもちがうことがわかったようです。そして、それは犬だけではなく人の心音についてもそれぞれちがうことがわかり、みんなわくわくしながら自分や他の子どもたちの心音に聞き入っていました。

一通り心音を聞き終わった後、「もう一回聞きたい!」と子どもたちからの要望があり、もう一度心音を聞きました。


心音を聞いたことはとても印象に残ったようで、プログラムの終了後、お母さんに「心臓の音を聞いた!」と楽しそうに話をしながら帰っていく姿がありました。 「犬とともだちになろう」に参加ご希望の方は、下記のリンクよりチラシをダウンロードしていただくことができます。今後の開催日程や申込方法をご確認ください。次回は6月3日(土曜)に開催いたします。皆様のご参加をお待ちしています。


犬とともだちになろう