当センターでは、事前予約制で来所によるご相談をお受けしています。
10月は、1日(土曜)に1件の相談をお受けしました。

「散歩時に拾い食いし、取り上げようとすると本気で咬む。これまで2回咬まれた。服のボタンを咬みちぎったときに取り上げようとして咬まれた。おもちゃはこちらから取り上げようとしないので大丈夫だが、咬む行動についてどう対応したら良いか」「庭や部屋の片隅で排泄したときに、便を食べる。食べさせないためにはどうしたら良いか」という相談内容でした。

散歩時の拾い食いについて詳しくお聞きしたところ、木の枝などを見つけると咥えて離さず、取り上げようとすると抵抗するなど、お気に入りの物を飼い主さんに渡さない様子がみられました。飼い主さんの指示に従えるように「オスワリ」「フセ」「マテ」等の基本的な指示をどんな状況下でも行えるように日常からトレーニングしながら、散歩中は犬が見つけて咥えようとする前に先に制止することと、先に咥えたとしても、ご褒美やおもちゃなどを利用して、咥えたものと交換することを習慣づける方法をお伝えしました。

また、便を食べることに関しては、「食後」「寝起き」「クレートやケージ等から出したとき」等に排便することが多いので、様子をよく観察して排便した場合は直ぐに片付けるようにし、食べようと口を近づける前に制止の指示に従えるようにトレーニングすることをお勧めしました。

来所相談は、訓練士や愛玩動物飼養管理士等の有資格者が皆さまのお困りごとに対して、一頭一頭に合わせたアドバイスをさせて頂きます。

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