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第4回 獣医師体験プログラム「いちばん身近な存在「ペット」の健康と幸せを守るには」

12月19日(日曜)、大阪府立大学生命環境科学域附属獣医臨床センターの酒居幸生先生を講師にお招きし、第4回となる獣医師体験プログラム「いちばん身近な存在「ペット」の健康と幸せを守るには」を開催し、10名の子どもたちが参加してくれました。


まずはスライドで酒居先生ご自身のことや大阪府立大学生命環境科学域附属獣医臨床センターでのお仕事を紹介して頂きました。
獣医師の先生方と動物看護師の方々が一緒に動物たちの診療に当たる様子や、レントゲン画像、顕微鏡で見える画像も見せて頂きました。

大学の動物病院にはCT検査の設備もあるんだ!


その後、子どもたちには一人ずつ白衣を着てもらって、気分はすっかり獣医さんです!
白衣を身に付けた後、聴診器を片手に自分の心臓の音を聞いてみます。
1分間で自分の心臓がどれくらい動くのか、心拍数を数えてみました。
人間の場合、通常の心拍数は1分間に60~70回程度だそうですが、「90回以上聞こえた!」「緊張してドキドキしてるのかな?」といった声も聞かれました。

二人一組で、一人が自分の心臓の音を聞き、ペアの人が時間をはかります


聴診器で聞こえる心臓の音が他の人にも聞こえるように、拡張心音計(心臓の音を拡大してスピーカーから聞くことができる機械)を使って、先生の心臓の音を聞かせてもらったり、先生の付き添いで来られていた愛犬の心臓の音を聞かせてもらい、人間の心臓の音と犬の心臓の音では速さが違うということも教えて頂きました。


また、犬と猫の模型を使って健康チェック!
日頃からどんなことに気をつけてあげたらいいのか、みんなで考えながら先生のお話を聞きます。



この体験プログラムでは犬や猫の生体は使わず、模型を使って実施されています。このことによって動物のストレスへ配慮するのはもちろんのこと、動物アレルギーのお子さんにも参加して頂けるようになります。


模型を観察してノミが付いていたり、目が赤くなっているところに気がついてくれた子どもたちの診察に対して、先生が本物のお薬を前にしてどんな時にどんな薬で治療するのか、また病気の予防のためにはどんな薬を使うのかを説明してくれました。

動物の薬にも色々な種類があります


さらに、「顕微鏡を覗いてみよう!」のコーナーでは、保護されて間もない犬の便から出た寄生虫の卵を自分の目で覗いて確認しました。
「あ!丸いのが見える!」と初めて見る回虫の卵に釘付け。一度見ただけでは物足らず、何度も覗いて確認をする子どもたちもいて、「えっ、こんなのがお腹の中にいたの!?」とみんなビックリ!

「真ん中に見えるのが回虫卵かな?」


参加した子どもたちからは、「動物にも人間の薬を使っていることがわかった」「獣医師を目指しているので診察の話やためになる話が聞けてよかった」「寄生虫の話は聞いたことがなかったのでおもしろかった」といった感想が寄せられました。


また、今回の獣医師体験プログラムに参加して下さった皆さんには、しあわせの村温泉健康センター様より、サプライズで少し早めのクリスマスプレゼントとして、温泉の割引チケットがプレゼントされました。


こうべ動物共生センターの獣医師体験プログラムは、幅広い獣医師の世界を体験し、学びを深めることにより、人と動物の共生が私たちの生活に深く関わるものであることへの気づきを促し、様々な人と動物の共生の在り方について理解を深めます。


次回の獣医師体験プログラムのテーマは「野生動物との共生」です。
お楽しみに!