令和3年度「いきものといっしょ」(1月22日)
海と山、街が近い距離で混在している神戸市の中で目にすることができる生き物との関わりを学ぶことができる副読本「いきものといっしょ~みぢかなどうぶつに目をむけてみよう~」。
1月22日(土曜)、保護者の方と共に、小学生のお子さんが兄弟二人で参加してくれました。
冊子の空欄に書き込みながら、まずは自分たちの身の周りにどんな動物がいるか考えてみました。
「家では猫を飼ってるねん」「今日、ここに来るときもハクセキレイ見かけたよ」「学校にはウサギとか、カメとか金魚がいてる」「山に行ったとき、クマの子どもが車の前を通ったり、シカも見た!」とたくさんの動物との出会いがあったことを聞かせてくれました。
自分たちで考えながら書き込むことで、私たちの家庭の中にいるペットは家族でお世話をしているし、学校で飼育している動物はみんなでお世話をして人間と関わっているけど、自然の中で生きている野生動物は人間がお世話をせず、自分の力で生きているということに気づいていきます。
「神戸にくらす人とどうぶつたち」のイラストは、神戸の街や自然の中に暮らす人や動物がたくさん描き込まれています。ペット、学校などで育てられている動物、野生動物との関わりを探す場面では、「絵の中にいっぱい動物がいてる!」と、ここにも、ここにもと指差しながら印をつけ、夢中になって探していました。
「犬のウンチを拾ってない人がいてる」「箱に入れて捨てられてる猫がいてる」「イノシシに出会ってビックリしてる」といったような関わり方を見つけると、「ウンチは拾わないとあかんなあ」「捨てるのは良くない」「野生動物も人もビックリしないように近寄らない」と正しい関わり方について考えました。
副読本で学んだ後、最後にまちがい探しクイズにチャレンジしました。
このまちがい探しクイズは、「まちの中で生活する人とどうぶつたち」をテーマに、犬や猫の正しい飼い方について、ご家庭でも楽しみながら学んで頂くことができる内容になっているので、持ち帰って学習して頂くことも可能です。
プログラム終了後のアンケートには、「(今日のお話)全部楽しかった」と書いてくれたお子さんたち。こうべ動物共生センターふれあい室の本棚の書籍にも興味しんしんで、「この本知ってる」と教えてくれました。子ども達の好奇心は、尽きることがありませんでした。
「いきものといっしょ」は、ご家族で参加して頂けるプログラムです。
プログラム終了後は、ふれあい室の書籍を自由に読んで頂くこともできます。
毎週土曜日(年末年始を除く)10時30分~11時30分に開催致しますので、是非ご参加下さい。
参加希望の方は以下のリンクよりお申し込み下さい。